転職事始(てんしょくことはじめ)

可能性が拓く転職事始

初めの一歩

  1. どうやって職務経歴書を作るか
  2. どうやって求人情報を探すか

転職しようと決めたら、先ず課題となってくることです。

初めての転職なら、職務経歴書を作成した経験は無いはず。

最初が肝心ですから、きちんと職務経歴書の作成方法を身に付けましょう。

転職経験者でも、なんとなく職務経歴書を作っていたならば、再確認してください。気づきが得られ、改善できることは少なくないはずです。

書類選考は、職務経歴書でほぼ決まるといっても良いのですから、職務経歴書は重要です。

求人情報の探し方も大切です。希望する求人・ピッタリの求人が、仮にあったとしても、あなたが出会うことができなければ、応募することはできないからです。

手近な求人メディアで探すだけで、満足していてはいけません。

世の中には膨大な数の求人が存在するのにもかかわらず、ほんの一握りから探し出そうとしているのが、転職希望者のほとんどの実態なのです。

あなたはそんな勿体もったい無いことはしないでください。

職務経歴書を作る

職務経歴書を作成するに当たって、区別して意識しておきたいことがあります。

以下の2つです。

  • 何を書くか
  • どのように書くか

職務経歴の要約

職務経歴書はレジュメとも呼ばれます。レジュメとは要約の意味でもあります。あなたのこれまでの職務経歴の要点をまとめて分りやすく記載します。職務経歴書の名前のとおり、職務経歴を要約して記載するのです。

職務経歴書の作り方の秘訣コツの一つは、まずは、「どのように書くか」は置いておいて、「何を書くか」に集中することです。順を追って説明しましょう。

何を書くかに集中

入社から現在に至るまでに従事した仕事の内容を思い出して行きます。必ずしも時系列にしたがう必要はありません。思い出したことは些細ささいに思われることでもすべて書き留めておきます。

些細ささいに思われることでも書き留めておく理由は、ひとつには、そのことをキッカケに他のことを思い出すかもしれないこと。もうひとつは、思い出す作業の時に、重要度などで取捨選択をすると、思い出すさまたげになるからです。思い出すときには、他の要素に心を奪われず、思い出すことだけに専念するという配慮です。

ある程度思い出したら、今度は時系列に整理します。すると流れが見え、新たに思い出すことがあるかもしれません。

続いては、仕事を系統立てて整理してみます。すると、ある業務をするためにした準備など、業務の流れに沿って、あるいはその必然性に従って、記憶がよみがえるでしょう。

また、プロジェクトや社内外の年間イベントなどを手掛かりに、あなたが携わった業務を思い出せるキッカケや手掛かりとなるもの、ありとあらゆるものを利用して思い出して行きます。

一見、関係なさそうな内容でも、応募先によっては、求人企業によっては、有用な情報になったりもするので、後で再び思い出せるように書き留めて整理して置きます。

もう思い出せないと思っても、ふとしたことをキッカケに思い出すことも有るので、その時は、また書き加えておきます。

ここまでできると、職務経歴書に「何を書くか」の「何」は、一通り揃ったことになります。「何」を後で分らないくならないように整理しておきましょう。箇条書きにするだけでなく、きちんと説明書きを加えておくと後々に便利です。時間が経つと、意外と記憶は薄れていくものだからです。

どのように書くかを吟味ぎんみ

職務経歴書はレジュメ、つまり職務経歴の要約であることはお話ししたとおりです。そこでどのように書くかが問題になります。もちろん職務経歴のすべてを書き連ねることはできませんし、徒にいたずらに書き連ねても冗長じょうちょうになるだけです。

  • 求人企業は、どのような人材を欲しているのか
  • どのように表現すれば、あなたが「企業が欲している人材」に該当がいとうすることを伝えられるか

職務経歴書を作成する上では、この2つを念頭に置きます。企業によって職務経歴書の書き方は変わってきますし、更には応募する職位や職種によっても変わってきます。

職務経歴書は、あなたが応募する企業を決定してから、その企業向けの職務経歴書を完成させる形で作るのが理想です。もちろん、汎用的はんようてきなものを作成することは可能です。

職務経歴書の雛形とカスタマイズ

汎用的な雛形ひながた(テンプレート)を作成し、職務経歴書に「何を書くか」の「何」を整理リストアップしておきます。

その2つを元に応募する企業に向けて加筆・修正・削除カスタマイズするのが効率的です。要するに材料を片手にテンプレートを加工して職務経歴書の完成ファイナル)版を作り上げるということです。

求人の探し方

求人メディア

求人媒体メディアというと何を思い浮かべるでしょうか。

転職サイト、新聞広告、求人雑誌といったところでしょうか。

求人情報は多ければ多いほど有利です。余裕があれば、できるだけ多くの求人メディアを利用してください。

求人メディアによっては見ていると、求人企業の傾向が見えてくるでしょう。その傾向に従って、求人メディアには優先順位が付けられます。

ただ、時として、掲載求人の傾向として自分には縁がないと思っていた求人媒体でも、場違いに思われるような魅力的な求人がまぎれ込むことがあります。ですから、可能なときには、ダメもとで目を通すと良いでしょう。その場合には、その求人メディアの一般ユーザー層からは、外れた求人が出ているわけですから、チャンスが大きいと考えられるのです。

さて、冒頭で、ほとんどの転職希望者が世の中に存在している求人のうちのほんの一部から探し・選んでいることに触れました。それはもっとも強力な求人メディアを利用していないからです。

そのもっと強力な求人メディアとは、転職エージェントです。

転職エージェントについての説明と共に、ほとんどの転職希望者に、転職エージェントを利用しないことで何が起こっているのかお話ししましょう。

転職エージェントが求人媒体として強力な理由

転職サイト、新聞広告、求人雑誌に掲載されている求人はある共通点があります。それは扱っている求人情報が公募こうぼ※されているものに限定されているということです。

公募:一般から募集すること。

一方で転職エージェントでは、もちろん公募されている求人も取り扱ってはいますが、大手転職エージェントでは、取扱求人数のうちで公募求人の割合は20%弱に過ぎません。※

※ 最大手のリクルートエージェントでは、10月25日現在、取扱求人数は、公開求人で29,283件、非公開求人で124,829件です。(情報:リクルートエージェント公式サイト)

非公開求人

残りの80%以上の求人は、公募されていない、つまり一般公開されていない求人ということになります。

一般公開されていない求人ですから、転職エージェントの紹介を受けなければ、応募することはできません。

独占案件

転職エージェントが強力であることを更にお伝えしましょう。非公開求人であれば、複数の転職エージェントが取り扱っている場合が多くあります。

ところが独占案件では、その名の通り、ある転職エージェントが独占的に取り扱っている求人ですから、その転職エージェントから紹介を受ける以外には、応募することができません。

特定の転職エージェントユーザー以外は応募できない求人が、競争率の点で恵まれていることは容易に想像できますね。

求人を探すのはあなたじゃない!

他の求人メディアでは、たくさんの求人情報からあなたにあった求人を探しだすのはあなたの仕事です。

一方で、転職エージェントでは、あなたにあった求人を見つけ出してくれるのは転職エージェントの仕事です。

転職エージェントを利用していない転職希望者は、自分自身で求人メディアから、候補の求人を見つけ出さなければなりません。

転職エージェントを利用している転職希望者なら、転職エージェントを利用していない転職希望者の目に触れることのない膨大な数の非公開求人も選択肢に入れて探すことができます。しかも転職エージェントがその中から候補の求人を見つけ出してくれるのです。

しかも転職エージェントを利用するメリットはこれだけではないのですよ。

転職エージェントは、職務経歴書レジュメの作成、特に完成ファイナル版の作成に大きな力を発揮してくれます。

職務経歴書の仕上げと転職活動の進め方

応募書類である職務経歴書の作成方法と求人情報の探し方の概要はお分かりいただけたと思います。

続いて、職務経歴書の仕上げと、転職活動の進め方をお話ししていきます。

職務経歴書は完成したと思うな!
転職事始(てんしょくことはじめ)では、転職活動を始めるに当たっての、ふたつの課題について説明...