本音 の転職活動論
ウェブ情報は簡単に手に入り、とても便利です。
ところが記載されている内容はと云えば、
近頃よく体験することではないでしょうか。
嘘で固められた情報
でっち上げられたノウハウに口コミ情報そして根拠の薄弱なランキング。
そんなものが堂々と掲載されているウェブサイトに真実が語られている筈がありません。
仮に料理のレシピやゲームの攻略法などなら、たとえ書いてある通りにやって見たとして、上手く行かなかったとしても、
あれれ、失敗しちゃったわ。
或いは
うまいこと
こんな風にでもちょっと怒るくらいで済ませられるかもしれません。
ところが転職だったらどうでしょうか。
誤りが破滅に導く
特に、転職活動の核となる転職エージェントの選び方や利用についての話では、下手をすればやる気が失望に変わり、
そうならなかったとしても機会損失、機会喪失は避けられないでしょう。得べかりし利益をみすみす逃してしまうことになるのです。
ですから、転職成功の素では、
何となく
これを基本理念としました。
従って、厳しく感じたり、ちょっと言い過ぎではと思う場面があるかもしれません。
転職エージェントについて本当の話をしよう。
あなたが新卒でなく、中途採用で就職活動するのなら、人材紹介会社※を利用することになります。
※ 人材紹介会社とは、転職エージェントのことです。近頃では人材紹介会社と呼ぶよりも、転職エージェントと呼ぶことが多くなりました。
もちろん転職エージェントの紹介によらない公募の求人に応募することも大切です。そしてその公募求人への応募でも、書類選考の通過率[合格の確率]までも高めてくれるのが転職エージェントです。
職務経歴が年齢
でも、ちょっと待ってください。
「年齢相応の職務経歴」という言葉に反応したかもしれないですね。
早速、
差し当たり、これについては保留にしておいてください。先に進みます。
- 転職エージェントは利用しないと利用した人と比べて明らかに不利になること
- 転職エージェントを利用できるなら利用すべきであること
ここまでの理解には問題ないですね。
要するに、転職エージェントは利用することが大前提ということです。
お金もかかりませんから、利用するメリットこそあれ、利用しないメリットはありません。寧ろ利用しないとデメリットだらけということです。
転職エージェントも選ぶ
さて、あなたが
ある転職エージェントからは歓迎され、ある転職エージェントからは相手にされないということも起こります。
歯に
- 登録しても現在紹介できる求人がありませんと説明があり、面談に呼ばれない。
- 転職エージェントが企業名を伏せて掲載している求人の紹介依頼をしたら、求人企業の要望と合わないために紹介できないと説明がある。そして転職エージェントへの登録の案内が無い。
要するに登録を拒まれるわけでは無いが、歓迎されていないことがひしひしと伝わってくるということがあります。
ここで打ちひしがれてしまう人もいるのではないでしょうか。
特に、「あなたにお勧めの転職エージェント」なんて触れ込みを
だから、大した根拠もないのに、ランキングや口コミで推奨することに疑問を覚えるのです。
転職エージェントに限らず、人に何かを勧められたら
どうして!?
とか
何を根拠に!?
と反問しないまでも疑問を持つ習慣を身に付けましょう。
それと言うのも、あなたについての
転職エージェントは必ず歓迎してくれるわけではない
転職も出会いと
だから、転職エージェントは利用開始に当たり、歓迎されないこともあるということを頭の
きらびやかな、どの企業からも歓迎される
転職エージェントへの利用・登録を勧めておきながら、おどかすような話をしたのは、転職エージェントへの登録段階で、
甘えるな!
ランキングや口コミを不用意に見ることは、転職エージェントに利用登録しさえすれば、100発100中で大切に扱われ、十分な転職支援を受けられるという幻想の
あなたにとって、転職が将来の収入を獲得するためのビジネスなら、転職エージェントにとっても同様にビジネスです。だから、転職エージェントとは、ビジネスライクに向き合うのが当然です。
転職コンサルタントを学生時代の就職指導の担任の先生のように考えるから甘えが出るのです。
転職コンサルタントによっては、ビジネスにならない相手でも
期待し過ぎないことで、失望や絶望を防ぐのです。当たり前に感じる水準を下げることで、失望を予防します。
転職エージェントを調べる時間は無駄
登録したらきっと歓待される、必ず大切に扱ってもらえると妄想しているから、転職エージェント選びに必要以上に時間を掛けたくなるのです。
転職エージェントを選ぶために調べなければならないことは、公式ウェブサイトで十分ですし、一番確実です。
知っておきたいことは、
- 大手・準大手なのかどうか
(自分から登録する場合には規模感は重要。大手・準大手なら迷わず登録する!) - 中小規模なら、何かに特化しているか否か
(あなたの希望業界や希望職種に特化していれば登録する!) - 希望勤務地の求人を扱っているかどうか
(あなたが首都圏に居て関西中心の求人取扱いの転職エージェントでは不適当でしょう!?)
これだけです。
相手にされるか相手にされないか分からないと思えば、念入りに口コミやランキングなんて見ている時間なんてもったいないと感じられるはずです。
解り易くイメージできるようにちょっと極端な例を挙げます。
テレアポ
テレフォンアポインターの仕事を想像してください。見込みがあるかないか分からない相手に名簿を見ながら、
話を聞いてくれるかどうかすら分からない相手のことを事前に詳細に調べても無駄だからです。ところが、一度話を聞いてもらえると分かれば、今度は、相手がどのような人か詳細にプロファイリングしていきます。
この順番で良いわけです。
お見合 い
もう一つ分かり易い
結婚相手の紹介を受ける時、一通りのプロフィールを見るだけでお見合いするかの判断はします。まだ実際に縁があるかどうかも分からないのに、事前にあまりに
お見合いで会って、実際に話してみて、
転職エージェントとの出会いでは、プロフィールやお見合い写真は「公式ウェブサイト」、お見合いは「利用登録申し込み」か「面談」が
嫉妬の権利
転職エージェントでも、利用登録し、転職コンサルタントがあなたに興味を持ってくれて初めて、あなたはその転職エージェントのことを知っていけば良いのです。
それで良いという証拠に、転職コンサルタントは、あなたを面談に招待する時に、転職エージェントの事務所へのアクセスを案内してくれます。あなたがその転職エージェントについてよく知らないことを前提にお付き合いは始まるのです。
口コミやランキングは見ない
口コミやランキングで、こまごまと情報を集めて想像する。そして登録する。断られて落ち込む。
ちょっとウザくないですか!?
何の接点も無い転職エージェントに勝手な思い込みで
あなたはストーカー予備軍では無いですよね?
転職エージェントの選び方!?
転職エージェントへの登録は、テレフォンアポインターよろしく、
初めはまとめて
最初に登録するのは、大手や準大手の転職エージェントと特化型の転職エージェントです。まず3社から5社に登録。様子を見ながら
3社から5社と言ったのは、まとめて連絡が来ても面談の日程調整ができる範囲であること、仮に面談に呼んでくれない転職エージェントがあったとしても、面談に呼んでくれる転職エージェントもあるだろうからです。
日程など調整が上手くできるのなら、多いに越したことはないです。
このように登録し続けていれば、自ずとあなたがお付き合いする転職エージェントは決まってきますよ。(¶ 転職エージェント紹介)
スカウト
そして転職活動を続けながら、転職サイトでの、転職エージェントからのスカウトメール待ちです。こちらはあなたの側に求人企業に直接応募でき、転職エージェントからのスカウトも待てる転職サイト)
最初から待つな!
転職エージェントからのスカウトメールを待っている方が心理的に遥かに楽ですが、まずは自分が動くことです。スカウトメールはどれだけ来るか分かりませんから、当てにはできないのです。
初めから待ちでは、まず間違いなく転職は成功しません。
転職活動は積極的姿勢で!
前傾姿勢が理想です。
いきなりガツンとかました話でしたが、他のページはもっと優しいです!(笑)
よく読んで、上手く活用してください。