職務経歴書で企業を口説け!

職務経歴書で企業を口説け

職務経歴書は完成したと思うな!では、

  1. 転職活動に不慣れならば、転職エージェントで職務経歴書の作り方を指南してくれること
  2. 職務経歴書は応募先の企業によって作り変えるものであること
  3. 最終判断をするのはあなた自身であること

を説明しました。

特に、職務経歴書の枚数ボリュームについて、転職コンサルタントと求人企業との距離感で、変わってくる要素があり、求人企業が、転職エージェントそして転職コンサルタントに強い信頼をおいていれば、職務経歴書は少々長くてもきちんと読まれる公算こうさんが高いが、それほどでなければ、読んでもらえるよう枚数を減らすボリュームを絞り込むといった配慮が必要であることをお伝えしました。

職務経歴書の作成方針

作成方針という言葉を使いましたが、職務経歴書の叩き台たたきだいは既にできている※場合がほとんどでしょうから、編集方針という言葉を使った方が現実に即しているかもしれません。

職務経歴書は履歴書と違って、意図を持って作成します。意図とは応募する企業を口説くということです。

ですから、あなたのことを応募する企業が気に入ってくれるように、あなたが応募企業が求める人材であると分かるように編集します。

誤解しないでいただきたいのは、編集とは、盛ったり、嘘をついたりすることでは無いということです。記載する内容は事実・真実から離れてはなりません。

婚活!?

結婚相手を口説くことを想像してもらえば解りやすいかもしれません。

異性を口説くときでも、相手によって、話題は選択するのではないでしょうか。アピールポイントも変わるでしょう。その為には、相手を知ることが大切になります。

同じあなたであっても、相手の異性が変われば、表現する内容が変わります。

企業に応募する時も同じことです。相手がどのような企業で、どのような話題が響くか、アピールすべきポイントはどこか考えます。

この時、相手に響く話題やアピールポイントを選ぶためには、相手のことを良く知らなければなりません。

企業分析

応募企業を知るためにすることが企業分析です。

昨今ではほとんどの企業が公式ウェブサイトを持っていますから、これを見るのは最低限しなければならないことです。

その他、プレスリリースやニュースリリースも確認しておく必要があります。

企業業績や業界動向に加え、株式異動や人事異動などの情報も企業を知る手掛かりです。

ここまでが、独力で可能な範囲でしょう。

これらの情報から、窺い知られる事実や企業の状況などを応募書類に盛り込みます。志望動機などに反映させることが多いでしょう。

他にも応募職種や職位に合わせて、職務経歴書の記載内容は編集できます。

応募業務に関する経験の記述をふくらませ、関連しないところを小さくするなどです。これもよく考えて行わなければなりません。一見関係なくても潜在能力ポテンシャルを感じさせる業務は敢えて強調しておくことも一考の余地があるでしょう。※

※ 例えば、将来の株式公開を匂わせている企業に応募するとして、株式公開準備業務と別件で経営企画に応募する際に、同業務の経験を強調して置くなどです。行く行く需要のある職種の可能性を見せておくのは無駄なことではありません。

転職エージェント経由の応募で更に踏み込む

求人の探し方|転職事始では、転職エージェントが求人媒体メディアとして至極しごく優秀であることを紹介しました。

  • 一般公開されていない求人、非公開求人含め、豊富に求人情報を持っていること
  • 豊富な求人情報の中から、あなたにピッタリの求人を探しだしてくれること

特に、豊富な求人情報では、非公開求人の中でも、特定の転職エージェントが排他的はいたてきに預かっている求人案件である独占求人が存在することについても触れました。

求人情報は求人票や募集要項だけではない

転職エージェントを利用したことがないと、求人紹介と言うと、単に募集要項が記載された求人票が渡されるだけだと想像している人もいるのではないでしょうか。

もし募集要項が分かるだけならば、求人紹介という意味では、他の求人媒体メディアと変わりないことになりますね。

ところが転職コンサルタントからは、募集要項に留まらない情報がもたらされます。例えば求人背景です。

求人背景

業務拡大のために増員するとか、前任者が間もなく定年退職を迎えるので引継ぎの準備をしているとか、前任者が急に退職して後任を探しているとか、新しい事業やプロジェクトを開始するから部署を新設するとかです。人が居つかないため、部門を立て直したいなんていうのもあります。他にも業界、業種、職種、職位などによって様々なものがあるでしょう。

求人背景は、とても重要です。求人背景によっては、応募辞退という選択肢もあるくらいだからです。

求人は意見を勘案かんあんした上で、応募を決めたら、職務経歴書に記述する内容にも影響を与えます。そして面接に行った時の質問事項にも影響を与えるでしょう。

求人背景が重要なのは、先の例の結婚相手を口説く際に相手の動機を知る必要があるのと同じことです。適齢期で結婚を考えている相手なら問題は無いでしょう。一方で、玉の輿や逆玉を狙っている相手なら警戒が必要かもしれません。

求人情報も同様に、求人背景が重要なのです。酷いひどい求人では、来てくれれば誰でも良い、どうせ直ぐ辞めてしまうのだからなんていうのもあるのです。

求人背景の重要性はよくお分かりいただけると思います。

耳打ち

求人票の募集要項に記載されている内容の含みなどもこれに当たります。

募集要項どおりでは、希望年収には満たない。でも何故か、転職コンサルタントが勧めてきた求人。

聞くと、転職コンサルタント曰くいわく

年収の高さだけで応募する転職希望者を嫌気して敢えて低めに設定しているそうです。

話が進めば、実際にはもっと高い金額で提示があるはずです。

こんなこともあります。同じ内容の募集要項で、一般公募もしているのでしょう。同じ職種の求人であるのにもかかわらず、転職エージェント経由での募集要項が一般公募と異なる内容だと、転職希望者が不審の念を抱くことへの配慮があるのかもしれません。

このような求人は、仮にあなたにピッタリの求人だったとしても、一般公募では見送ってしまう可能性が高そうではないでしょうか。

求人背景や耳打ち情報の内容は、職務経歴書を作る上で、念頭に置くべきものです。

志望動機一つ採ってみても、どのような流れの中での求人であるか分かれば書き易いでしょう。ある程度の内部情報を掴んでいるお蔭で、踏み込んだことが書けるのです。

面接でも察しが良いと感じてもらえるでしょう。事前に理解している情報量が多ければ多いほど、面接官の話もより理解できるものです。

面接時に、ツボを押さえた質問ができれば、他の候補者との比較の問題にはなりますが、勝負は見えてくるのではないでしょうか。

あなたが転職コンサルタントからの情報なしで、他の候補者が転職コンサルタントからの情報を持っていたとしたら・・・ゾッとしませんか!?

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