複数の転職エージェントに登録する本当の訳

複数の転職エージェントに登録すべき本当の理由

転職エージェントは何社かに登録した方が良いです。

転職エージェントは複数登録すべきです。

転職活動を開始しようと「転職エージェント」について検索するとしばしば見かける成句フレーズでは無いでしょうか。

転職エージェントは転職コンサルタント次第ですから、複数の転職エージェントに登録してみて、良い転職コンサルタントを見つけ出すのです。

言葉通りの意味は分かる。でもそのじつは何を意味しているのか。

あなたがお付き合いする転職コンサルタントを見極める際に、

  • 引き合わせマッチング能力
  • 職務経歴書レジュメ等作成能力
  • 相性あいしょう

これら三要素には容易に目が行きます。

ところが引き合わせマッチング能力、職務経歴書レジュメ等作成能力相性あいしょうの三つが申し分ないとしても、十分では無い場合があります。

関与コミットメント

関与かんよ度とは耳慣れない表現かもしれません。

転職コンサルタントが転職希望者であるあなたに関与する度合どあいだと理解してください。

関与する度合というからには高い方が良いんだろう。

それが一体どうしたっていうんだ!?

関与度は勿論もちろん高い方が良いです。

あなたの転職にどれだけ心を入れて、当事者であるあなたの身になって考えてくれるかを意味するからです。

履歴書や職務経歴書の作り方が変わってきます。

関与度で変わる応募書類の出来栄え

過去の職務経歴キャリアが、きらびやかで一点の曇りも無いというのならば、問題は無いかもしれません。ところが、多少なりとも職務経歴キャリアの「見てくれ」に「汚れ」があると変わってきます。

一例を挙げますと、転職歴が多いとします。大義名分としては、所属した会社はすべて記載すべきかもしれません。ところがすべてを記載するとなると、転職歴があまりに目立ちすぎる場合、著しく見栄えが悪くなってしまう。そんな場合には、極端に短い在職歴は、敢えて省くといった選択肢もあります。

事実がすべて記載されていないという点を取り沙汰し、応募書類の瑕疵かし※として後日、問題になるかもしれません。

瑕疵かし 法律や当事者の予期するような状態や性質が欠けていること。(岩波国語辞典 第六版

こういったリスクを理解した上で、踏み込んで書類の作成を提案してくれる転職コンサルタントもいるのです。

潔癖けっぺき症の人からすると、けしからんと感じられるかもしれません。

ところで、そう感じるあなたは、求人票[募集要項]の瑕疵かしはどう受け止めるのですか。

裁量さいりょう余地よち

話を戻しますと、リスクをまったくとりたくない転職コンサルタントは、頭ごなしに在職歴はすべて記載してくださいと言うでしょう。

在職していない企業を掲載するなど虚偽きょぎの記載は許さないけれども、転職歴の一部をはぶくなどは、融通ゆうずうを利かせて良い範囲とし、

リスクは応募者であるあなたにかかるけれども、はぶいて記載しては如何いかがでしょうか!?

と教えてくれる転職コンサルタントもいます。このような提案をしてもらえるのは、あなたと転職コンサルタントの間に高い信頼関係があることが前提になります。

勿論もちろん、転職コンサルタントと転職希望者で結託けったくして、あることないこと記載して、ただただ選考突破率だけを追求するようなやり方は問題ですが、多少なりとも裁量さいりょう余地よちがあることもまた事実なのです。

紹介頻度

あなたへの関与度で変わってくるもう一つのことは紹介頻度です。

常日頃からあなたのことを気に掛けてくれていれば、自ずと紹介される求人案件も増えてきます。

先述の関与度で変わる応募書類の出来栄えが、転職コンサルタントの瞬間的な関与度の強さに依存するとするならば、紹介頻度は、継続的な関与度の強さです。

つまり、関与度の強さは、瞬発力的なものと持続的なものとの2つの観点から見る必要があります。

転職コンサルタントは、常に複数の転職希望者と関わりあっていますから、転職コンサルタントがどの程度あなたに力を当ててくれるか、心を砕いてくれるかによって、転職支援の濃密度(質)は変わってくるのです。