会社を辞めたくなった時の特効薬

会社を辞めたい

会社を辞めたいは課題発見のシグナル

あなたは過去に

会社を辞めたい。

と思ったことがあるのではないでしょうか。

会社に行きたくない。

とか

会社に行くのが億劫おっくうだ。

などの気持ちはしばしば生じるのではないでしょうか。

会社に行きたくないと辞めたいは本質的に違う

「会社を辞めたい」は、「会社に行きたくない」や「会社に行くのが億劫おっくうだ」とは質的に大きな違いがあることは分かりますか?

今日は「会社に行きたくないと」か「会社に行くのが面倒だ」ということあれば、単になまけ心とも言えます。

ところが「会社を辞めたい」となると、目先の労力を惜しむ気持ちではなく、会社そのものから離れたいことを意味します。あなたが「会社を辞めたい」と思ったとすれば、会社を辞めたいあなたの本音ほんねを探る必要があります。

怠慢たいまんなら答えは簡単

怠慢たいまんが理由の「会社に行くのが億劫おっくうだ」には採り上げるべき重要な理由はありません。当日、面倒な業務が残っているとか、遅くまで終わりそうにない仕事があるとか、あくまでも感情的な問題です。結論は、「会社に行くのは億劫だけど行く」となるでしょう。

「会社に行きたくない」も、怠慢が理由なら、「会社に行くのが億劫だ」と同じ結論になるでしょうし、「会社を辞めたい」に結びつく理由なら、「会社を辞めたい」としてとらえれば良いのです。

会社を辞めたい

なぜ会社を辞めたいのか自問しよう。

仕事の仕方、労働環境、人間関係、給与水準、仕事内容、会社の経営方針の変化、キャリアアップなど、様々な理由で人は転職します。

参考:¶ 退職理由のホンネランキングベスト10(リクナビ調べ)

この際、人はどうでもよくって、あなた自身の本音ほんねと向き合うことが大切です。

あなたの本音ときちんと向き合っておかないと、将来の好まざる転職につながります。

どういうことかと言いますと、あなたの転職願望が正当なものであるかどうかということです。

見切りなのか逃げなのか

仮に「仕事にならない」とひと言で言ったとしても、組織が滅茶苦茶で仕事にならない状態や会社の仕組みが未熟で潜在的に大きなトラブルに巻き込まれることを予見して会社を辞めると判断するのと、組織や仕組みのしっかりした高い水準の会社で、本人の努力不足で自分がついていけず、仕事になっていない状態では、一括りに判断できないからです。

前者なら、冷静な判断で、転職を決めれば良いでしょう。

一方、後者は、会社を辞めさせられるというのなら別として、自分から辞めるのでは、敵前逃亡とのそしりを受けても仕方のない状態です。こういう場合、退社しないでもっと継続勤務した方が将来的に良いでしょう。

事情は単純ではない!

それでもこれだけの側面から転職すべきか否かを判断すべきではありません。もっともっと複雑に事象はからみ合っているのです。

自分の事なのに判らない

現実はもっともっと複雑なのです。先の例で言えば、継続勤務した方が良いという判断になったとしても、他の理由で転職した方が良い場合もあります。

組織や仕組みはしっかりしているが、給与水準が著しく低い場合も一考に値するでしょう。この場合は、年齢、職務経歴、スキル、キャリアプランなどによって答えは変ってくるでしょう。

新卒なら、例えば勤続3年までは、給与水準が低くても、きちんとした仕事の仕方を身に付ける為に頑張るという選択肢があるかもしれません。

30代であれば、今ある職務経歴と更に見込める職務経験と今後、新たに取り組みたい仕事とを勘案しタイミングを待つという選択肢があるかもしれません。

40代であれば、マネジメント経験を活かして転職が可能な年齢のうちに早々に転職し、給与水準を上げておくといった判断があるかもしれません。

転職は一般論では語れない

同じ年齢でも職務経歴やスキル、経験は人によって異なりますし、主義主張は言うに及ばず、趣味趣向も異なるわけですから、一概いちがいには言えないのです。

こういう時こそ、専門家であって、客観的第三者である転職コンサルタントに相談します。

あなた自身が転職で、どうしたいのか、例えば、給与を上げたいのか、携わりたい仕事があるのか、土日祝日休みにしたいのか、残業を減らしたいのか、甲斐がいを求めたいのか、身に付けたいスキルがあるのかなどなど、転職に込める思い入れをハッキリさせていく必要があります。転職コンサルタントに会う前に整理できていれば、それに越したことは有りませんが、一緒に整理してもらうのも一つの手です。

転職エージェントは山ほどある!捨て身でアタック!

転職エージェントはたくさんあるのですから、こんなこと言ったら求人を紹介してもらえなくなるかもしれないという不安は脇に置いておいて、転職コンサルタントには忌憚きたんなくあなたの本音をぶつけてみるのが効果的です。仮に面談が変な形で終わってしまったとしても、新たに転職エージェントに登録しさえすれば良いと腹をくくっておけば気が楽です。一度は捨て身で洗いざらいさらけ出してみましょう。

一度、きちんとした形で全てを吐き出してみると、あなたの心はすっかり整理できていることに気付くでしょう。

そうすれば、あなたにとって転職が、より現実感リアリティのあるものになり、転職活動も現実的になります。

どうでしょうか。会社を辞めたくなったらどうすれば良いか分かりましたか?

あなたの中から答えを見つける

会社を辞めたいと思ったら、早めに自分と向き合うことをお勧めします。

モヤモヤした状態は、仕事にも影響を与えますし、精神衛生上良くありません。最悪なのは、同じことを考える無限軌道ループに入り込んでしまうことです。

そんな時は、立ち止まって、自分を見つめ直すことが必要です。

冷静に冷静に冷静に

会社を辞めるとか転職といった問題は、事が重大なだけに頭の中も暴走しがちです。それを避けるためにも、転職市場や業界動向と云った視野を拡げるためにも、転職エージェントに登録し、転職コンサルタントと相談するのが良いのです。

客観的第三者である転職コンサルタントは、或る意味でカウンセラーの役割も果たし、ともすれば暴走しがちなあなたの優秀な頭脳を冷却してくれる効果も期待できるでしょう。

会社を辞めたいと思ったら、早めに真剣に向き合い、一応の答えは出すのが先決です。

心構えはスティーブから学ぼう

最後に元AppleのCEOである故スティーブジョブズのスタンフォード大学卒業式での有名なスピーチの一部を紹介します。

When I was 17, I read a quote that went something like: “If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right.” It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.(‘You’ve got to find what you love,’ Jobs says)

(17才の時、ある引用文で、「毎日を自分の人生最後の一日のように生きれば、いつかそれがまぎれもない真実となる」と読んだ。それに深く感銘を受けた僕は、以来、過去33年間、毎朝、鏡の中の自分を見て自問し続けた。「今日が僕の人生で最後の日だったら、今日しようと思っていることをしたいだろうか。」その答えに何日間も「いいえ」が列を成して続くようだと僕は何かを変える必要があることを知るんだ。[拙訳])

スティーブジョブズのファンであろうともなかろうとも、心に響く言葉ではないでしょうか。