転職サイトの職務経歴/経験職種の入力方法

全て選べばよいというものでもない

今回は万人ばんにん向けの記事ではありません。転職エージェントに登録しても、転職サイトに登録しても、たずさわった業務が一般カテゴリーに入らず、どう入力したら良いか分からないという人向けです。

転職サイトに折角せっかく登録したのに、入力の仕方が解らないから使っていないというのは勿体もったい無いです。

是非、あなたの職務経歴キャリアの入力に役立ててください。

経験業務をどう入力したら良いか

一般に認知された職種ならば、入力は造作ぞうさもないことでしょう。一般職種を思いつくままに並べてみますと、営業、営業事務、マーケティング、広報、IR、宣伝、総務、経理、人事、総務、財務、企画、経営企画、システム開発、設計、施工、秘書などなど様々な職種があります。

組織の職務分掌しょくむぶんしょうは会社によって異なる

職務分掌しょくむぶんしょうは、会社によって異なります。

或る会社では、経営企画部がやる業務を、或る会社では総務部が行っています。或る会社では経営企画室が行っている業務をある会社ではIR室が行っています。

業務改革などは、経営企画が主導の場合、総務が主導で行う場合、若しくは組織外アドホック組成そせいされたチームが遂行する場合など、様々な場合が考えられるでしょう。

所属組織名ではなく実際に携わった業務で選択

カテゴリーを選ぶ際には、所属組織の名称ではなく、携わった業務を基礎に考える必要があります。

実際のところそれが分かっているから、入力に悩むわけですけれどもね。

例えば、秘書室に属していたとして、所謂いわゆる秘書業務はアシスタントが全て行っており、経営企画的な社長補佐が仕事が中心であれば、当然ですが、カテゴリーは経営企画を選ぶ必要があるでしょう。

複数カテゴリーをまたぐ場合

サイト登録した際に、自分の従事した仕事は、複数のカテゴリーにまたがり、各々の業務については、十全じゅうぜんにこなしたとは言えないし、だからと言ってこれだというカテゴリーもないと言うことが起こります。

転職エージェントサイトや転職サイトが用意した、カテゴリーの狭間はざまの職種です。

業務のために組織があり組織のために業務がある訳ではない

事業の種類や会社の規模によって、職種毎の仕事のボリュームは変ってきます。る意味で当然の事です。業務は生き物で、それを取り扱うために組織や職種があるのであって、組織や職種に合わせて業務が存在しているわけではないからです。

極端な例で言えば、個人商店などでは、社長が営業、マーケティング、財務、経営企画時として経理までやっているでしょう。この場合は、事業規模が小さいので、1人で複数カテゴリーの職種を担っているわけですが、事業規模が大きいと逆に1職種1人以上が割り当てられ、時として、逆に、1人が1職種以上を担当することもあり、複数職種を跨る場合が出て来るのです。

基本は経験職種全てに入力

複数のカテゴリーに跨る職種に携わった場合は、該当職種全てに入力するのが基本です。

但し、あなた自身の判断で、ほとんど携わったとは言えないと思われる職種、例えば、関与はしたけれどもその経験を求められては困るといったような職種は、経験職種としない方が良いと考えられます。

入力して置くことの効果は、求人企業の人事担当者や転職エージェントの転職コンサルタントが、検索した際に、引っかかって検索表示されるキーワードになると考えておけばよいでしょう。

あなたが入力した複数のカテゴリーに跨った職種を見て、検索されている仕事をこなせそうだと判断されれば、求人企業や転職エージェントからのスカウトや転職エージェントから求人紹介という形で結果に表れるでしょう。

ここまでの説明だと、それならば、多少でも経験があると言えれば、全て入力した方が良さそうに見えますが、実はそう簡単にも行かないのです。

検索結果に表れば良いわけではない

Yahoo、Bing、Goolge、Nifty、Biglobe、docomoなどの検索エンジンをしばしば使っていることと思います。

その際に求める検索結果からは程遠いウェブページに誘導されたことは無いですか。多分、しばしばあることだと思います。

一二度ならば、仕方ないと思い忘れてしまうのですが、特定のウェブサイトで何度も肩透かしを食らうと怒りを覚えます。

今は、検索エンジンの精度が上がり、現れることがなくなったのですが、以前によく調べ物をすると顔写真入りで検索結果に現れるウェブサイトがありました。

そのウェブサイトは当時のSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)に優れていたのでしょう。

これと同じことがあなたにも起こるかもしれません。

「オオカミ少年」になってはいけない

つまり、大して経験してもいない職種の検索結果にしばしば現れると、肩透かしを食らった求人企業や転職エージェントに嫌気が差すと言うことです。

「オオカミ少年」ではありませんが、肝心な時に、声が届かなくなるのです。

職務経歴を見た時に、読者が納得いく形で入力することが望まれるのです。

それは、あなた自身が強調アピールしたい職務経歴と適合するカテゴリーを選ぶことです。

オオカミ少年

「ペーター(ピーター)と狼」と理解していた物語は、イソップ寓話の「嘘をつく子供」或は「オオカミ少年」というようです。

結びも、少年が食べられるものと羊が食べられるものがあるようですが、私は少年が食べられるものに馴染みがあります。

ただ、私と同じように記憶していた人もいるようです。オオカミ少年をペーター(ピーター)の名のもとで語られていた時期が有ったのかもしれません。

推薦された求人がマッチしない

あなたが入力した経験職種をもとに、転職サイトからシステム的に求人が推奨リコメンドされます。これが当てにならなくなってしまう要素もあります。経験年数などで、入力した職種に濃淡は付きますが、必ずしも実態に合っていないことも起こり得るでしょう。大切なことは、推奨リコメンドされる求人をにらんで、入力項目は考えた方が良いということです。