甘く考えるから落ち込む!だから冷徹な目で転職を見る

冷徹な目で見る

甘く考えるから落ち込む

転職活動をしているとしばしば腹の立つことあります。

すんなり進まないからイライラは募る

なかなか転職先が決まらないという苛立ちに端を発し、応募先の企業の対応や登録した転職エージェントの応対などに憤りを覚えることも有るでしょう。

求人応募の選考が、すんなりと進んでいれば、少々のあらは目をつむっていられるのでしょうけれども、繰り返し求人情報とにらめっこし、転職コンサルタントに求人の紹介依頼をし、或いは新規に転職エージェントに登録していると、自分の不甲斐無さに忸怩じくじたる思いに駆られ、いたたまれない気持ちになることもあるでしょう。

特効薬はないが緩和はできる

特効薬があれば良いのですが、残念ながらありません。でもその心境を緩和することはできます。それは、現状をぼんやりと受け止めるのではなく、しっかりと認識し理解することです。

当たり前の話に感じられるかもしれませんが、転職活動では、意外ときちんんと認識していない、分かったつもりでなんとなく勧めていることが多いのです。当たり前としていることを、きちんと明示的に行うのは思っている程、簡単なことでは無いのです。

どういうことかたとえ話をします。

海に或る特定の貝を探しに行くことを想像してください。

あなたは朝早くから、貝を探しに出掛けました。しかしながら、何時間掛けても貝は見つかりません。

仕方が無いので、翌日も探しますが、見つかりません。あまりにも見つからないので、ウンザリして貝を探すのを止めてしまいました。

ところが実は、この貝は希少種で、そう簡単には見つからないものであることが分りました。易々やすやすと見つからないのは当然のことでした。

既におわかりかもしれませんが、貝探しは転職活動で、貝はあなたの転職先です。

転職先は、腰掛では無く、長きにわたって勤務するために探していますから、簡単には見つからないはずです。たまたま直ぐに見つかることがあるかもしれませんが、直ぐに見つかると思って探し始めてしまうと、見つからない時に失望感が生まれます。

ですから貝探しの話でも、貝は、おいそれと見つかるものでは無いという前提の下で、探し始める必要があったわけです。

楽観視していなければ姿勢や態度が変わる

予め直ぐには見つからないものだと理解していれば、探すのにも慎重になります。それらしきものがあったら、念のために確認してみることでしょう。もしかしたらという思いで、労を惜しまずに、きっと手に取って調べてみるのではないでしょうか。

仮に探している貝ではないにしても、手に取って調べてみる「該当する貝らしき」ものがあることで、励みになることすらあるでしょう。全くアタリのない状態で探し続けるのは辛いものだからです。

逆に、探すというよりも拾うと表現するのが適切なくらいに、貝がありふれたものならば、パッと見で、ちょっと違うなと思われるものは見送るでしょうし、実際に見送っても構わないでしょう。

やり抜く為に困難さをきちんと認識しておく

転職活動でも、貝探しと同様に満足できる転職先を見つけ出すということの困難さを予めきちんと認識しておくことが大切です。

なんとなくでは宙ぶらりん

貝探しの話ように、なんとなく転職活動を始め、続けていると、知らず知らずのうちにウンザリするし、いずれは疲労困憊ひろうこんぱいしてしまうのです。そうならないためには、事の重大性を認識するとともに、困難さもきちんと認識しておくことです。

転職活動を継続するためには「なんとかなる!」という楽観的な気持ちが大切なのですが、一方で簡単で無いことをあたかも簡単であるかのように錯覚したり、誤認したりするのは、不必要な落胆の種になってしまいます。

原動力として楽観は必要だが気持ちは引き締める

ですから、「いずれなんとかなる!」と楽観的な気持ちを持ちながら、「そう易々と決まるはずがない!」と気持ちを引き締め、はらを据えてかかる必要があるのです。

貝探しでも、探している貝が希少種であることをきちんと認識し、見つかるまでに何日か必要であると覚悟し、肚を決め、宿を確保したり、貝について漁師などといった然るべき筋から情報を集めたり、支援を受けたりして取り掛かれば、結果は変わってくるはずです。

冷徹な現実を見つめる目

転職活動で言えば

  • 数ある求人からあなたに相応しいマッチした求人を見つけ出し、採用に至るという、事の重大さ、難易度に十分に留意すること
  • 転職は大事であることをきちんと認識し覚悟を決めること
  • 転職活動に於いては、その然るべき筋である転職エージェントから情報を得るなどの転職支援をきちんと受けること

を意味します。

「転職」を理解する

ひと言で言えば、転職というものをきちんと認識し、きちんとした体制を整えて転職活動するということです。根拠のない過度の楽観も間違いなら、行き当たりばったりも間違いということです。

一般に、想像より楽観的に考えているという現実について、¶ どの会社も選考通過の確率を10%とした場合に10社応募した時に全て選考落ちする確率|厳しい現実(外部リンク)で触れられています。