パートやアルバイトで食いつなぐときの注意
パートやアルバイトの動機、理由は人によって様々です。
転職活動のために食い
仮に、転職活動の資金確保の動機で無く、たまたまここに辿り着いたというあなたも、パートやアルバイトをしようというのであれば、きっと参考になりますので最後までお付き合いください。
悪い仕事習慣を身に付けない
転職に限らず、新しいパートやアルバイト勤めでも、職場の文化度、民度の違いに驚かされることが、しばしばあります。
一例を挙げましょう。飲食店で働いていた人が、スーパーマーケットでパート勤めを始めました。
悪い習慣
驚いたのはトイレの使い方です。それまで従事していた飲食店では、店長から
店員が使用した直後に顧客が入ったトイレが汚かったら、顧客がどう感じるのか考えてください。
こう常々教えられていましたから、トイレを出る前には必ず清掃する習慣がありました。一方で勤め始めたスーパーマーケットでは、使用後のトイレットペーパーは床に届かんばかりにだらりと垂れ下がり、足元はビショビショに濡れていたのです。
運命の分かれ道
職場文化の水準、民度の差異を認識した時点が運命の分かれ道です。
飲食店で身に付けたトイレ使用後の習慣を維持するか、新しい職場の好い加減な習慣に染まるかは運命の分かれ道です。
これまで自然にやっていた習慣をそのまま続ければ、自分の品格は損なわれませんが、
例示したのはトイレですが、一事が万事です。すべてに通じる話なので、たかがトイレと侮らないでください。
[参考:¶どうやるかが問題となる職場とどうやらせるかが問題になる職場|福永晶「経営について考える」]
目的意識を持つ
仕事としてやる以上は、食い扶ちを稼ぐ以上の目的を持つことです。例外はありますが、パートやアルバイトでは、正社員に期待される仕事よりも容易だったり軽めだったりすることが多いでしょう。大して精力を使わなくてもお茶を濁す気持ちでも仕事を終えることができるかもしれません。
しかしながら、パートやアルバイトで働く場合も、正社員として働く場合と同様に何かを掴むことを心掛けることです。
パートやアルバイトでも仕事から何かを掴め!
心にアンテナを立てていれば、一連の業務の流れを観察することで、自分の
職場観察だけでは判らないことや疑問に感じることなどが出てくるでしょう。職場の人間関係次第では、それらに関する質問にも答えてもらえるかもしれません。
何も課題設定して、問題に踏み込めと言っているのではありません。ともすると作業員になってしまいがちなパートやアルバイトとしての立場だからといって、意識までもパートやアルバイトに甘んじるのではなく、仕事に対する意識、業務に対する認識での手は緩めないでおきたいということです。
正規雇用に準じた経験すら可能
そうすれば、パートやアルバイトでの就業も正規の勤務に準じた位置付けにすらできるかもしれません。面接では、離職期間についての説明の求めに応じ、パートやアルバイトで経験した異業種での知見を披露する機会が有るかもしれないのです。
多くのパートやアルバイトでは、単純作業、単純労働に従事しているだけで、額は少ないにしてもお金は稼げます。
でも、平均的なパートやアルバイトよりも遥かに優秀なあなたに質問です。
あなたは作業員に甘んじていて良いのでしょうか!?
答えが、
転職の行方
離職期間
求人へ応募した際の選考では、一般に離職期間は短い方が有利です。或る転職コンサルタントから、
他の条件が同じなら、離職期間が短い方を採るだろう。
と聞きました。
それは離職期間という
臨戦態勢の演出
その疑問を解消するためにもパートやアルバイトでは、臨戦態勢を維持し、いつでも転職先が見つかれば、全力投球できるという、フル稼働できるという