転職エージェントとは何か

転職エージェントとは

転職エージェントとは?

転職エージェントの役割

転職エージェントとはそもそもどのようなものなのか、混同されやすい派遣会社との比較も交えてお話ししていきます。

就職の斡旋あっせんが役割の転職エージェント

転職エージェントは人材バンクや人材紹介会社とも呼ばれます。文字通り人材の紹介を事業としている会社です。

人材の紹介とは言っても、転職エージェント即ち人材紹介会社は、就職の斡旋あっせんを事業としているものに限定されます。

派遣会社は人材紹介会社とは似て非なるもの

派遣会社も人材を紹介してはいるのですが、就職の斡旋は行いません。派遣会社では、就業希望者は派遣会社に登録することで、せきは派遣会社に置きます。そして派遣先の業務にいそしみます。

一方で、転職エージェントでは、就業希望者に就職の斡旋を行うので、就業するということは紹介先への就職を意味します。ですから就業希望者のせきは、当然紹介先の企業に置きます。つまり紹介先企業に就職することになります。

従って、就業希望者と転職エージェントとの関係は、就職後にサポートなどはあるとしても、一旦はそこで終了します。それが派遣会社では、就業している間は、ずっと派遣会社に籍がありますし、給与の支払いなども派遣会社から受けますから、派遣会社との関係は維持されます。

人材紹介と派遣の両方を行っている会社

人材紹介業と派遣業が同じものであるかのように誤解されることがあるのは、人材紹介と派遣の両方を行っている会社が多いからかもしれません。

その場合は1つの会社が2つの事業を行っていると考えてください。

或る店舗が魚屋と八百屋の両方を営んでいると想像してみてください。魚屋と八百屋は全く別物ですね。それと同じように、全く異なる事業である人材紹介業と派遣業の2つを、1つの会社が営んでいるということです。魚屋と八百屋となら商材が同じ食材であるという関連性から、人材紹介業と派遣業ならば、同じ人材を取り扱うという関連性から兼業していると考えれば理解は難しくありませんね。

転職エージェントの種類

転職エージェントの分類方法はいくつかあります。

転職エージェント利用開始のきっかけから見た分類

一般登録型
転職希望者が自発的に登録し、利用を開始します。

企業からの求人依頼(求人案件)と、転職希望者からの登録・求職依頼(就職希望)とを、引き合わせるマッチングするサービスです。

3つの形態の中で最も一般的なのですが、転職希望者の多くは、まだまだ転職エージェントというと次に説明のある「エグゼクティブ・サーチ型」を想像する人が多いようです。

海外では4人に1人が転職エージェント経由で転職しているというデータもありますが、国内ではまだまだ認知度が低いのが残念です。

エグゼクティブ・サーチ型[ヘッドハンティング]
転職エージェントが転職候補者にアプローチします。

「ヘッドハンティング」という言葉に象徴されるタイプです。

求人企業の依頼に基づいて、その企業に最適な人材を探し出し、企業に紹介する形です。

転職エージェントの敷居しきいが高いと感じられるのは、転職エージェント=ヘッドハンティングと結び付け、このタイプの転職エージェントを想像してしまう傾向にあるためです。

再就職支援型
企業が転職エージェントに依頼し、利用が開始されます。

企業側の事情で要請を受けて、つまり雇用を続けていくことが困難になった従業員を関連会社以外の会社へ再就職できるようコンサルティングやサポートを行うタイプです。

ご覧いただいたように、転職希望者が自らアプローチできるのは、一般登録型ということになります。つまり、転職希望者みずからが、転職エージェントに登録し利用するのは一般登録型ということです。

ですから、転職成功の素で紹介している転職エージェントもみな一般登録型の窓口です。

転職エージェントのサポート体制から見た分類

一貫型(両面型)
企業の対応と転職希望者との対応とが同一の担当者です。

求人企業[転職エージェントから見るとクライアント企業]の窓口と転職希望者の窓口が同一の人が受け持つ形です。つまり転職希望者と接する転職コンサルタントが、直接求人企業と接している形です。

このタイプの長所は、転職コンサルタントがクライアント企業から直接求人情報を受け取っているので、求人内容に詳しいということです。

一方で、転職コンサルタントが一人二役行っていることになるので、分業型に比べて求人案件数は少なめになります。

また、一人の転職コンサルタントの果たす役割が、分業側に比べて大きいので、転職コンサルタントは広範なスキルが要求されます。

分業型
企業の対応と求職者の対応とが別々の担当者です。

求人企業の窓口と、転職希望者の窓口を別々の担当者が受け持つ形です。つまり、求人企業と接する企業担当者が別におり、転職コンサルタントは求人情報を企業担当者から入手することになります。

このタイプの長所は、企業担当者は、求人情報の収集に専念でき、一方で、転職コンサルタントは転職希望者のコンサルティングやサポートに専念できることです。従って、求人情報数は一貫型に比べて多くなります。

一方で、転職コンサルタントは求人情報については又聞きまたききになるので、一貫型に比べれば、求職情報への精通度は落ちることが多いかもしれません。

一貫型・分業型転職エージェント弱点克服への試み

一貫型、分業型共にメリットもあれば、デメリットもあるのですが、双方共にデメリットを解消する努力をしています。

一貫型では、他の転職エージェントと提携していることも多く、「提携案件」として、提携している他の転職エージェントの求人情報を紹介できるようにしています。この場合、提携先に匿名でレジュメを開示する必要がありますが、事前に開示の可否の問い合わせがありますので、ご安心ください。

一方で、分業型は転職コンサルタントの情報力強化への取り組みがあります。或る転職エージェントでは、毎朝、社内の企業担当者が転職コンサルタントに向けてプレゼンテーションを行っているとのことです。

大手人材紹介会社は分業型、中小人材紹介会社は一貫型

これまでのお話である程度想像がついたかもしれないのですが、一般に、大手転職エージェントは、分業型、中小規模の転職エージェントは一貫型の傾向にあります。

分業型は組織の力、システムの力に頼るところが多く、一貫型は、個々の転職コンサルタントの力に頼るところが大きいと考えられます。

分業型では、求人企業担当、つまりクライアント企業担当が一斉に求人情報を集め、データベースに入力し、一方で転職コンサルタントがシステムの力などを借り、転職希望者との適合マッチングを図るわけです。

一方、一貫型では、クライアント企業との窓口も務めるわけですから、業務の範囲も広く、スケジューリングを含め、高い能力が求められることが容易に想像できるでしょう。

実際に、小規模の一貫型転職エージェントから、優れた転職サポートを受けた経験があります。しかしながら、一貫型転職エージェントでは満足なサポートを実現するために、転職コンサルタントは高い資質が必要なので、酷いサポートを受けることも珍しくありません。

奇跡の転職エージェント

一般的には大手転職エージェントは分業型で、中小は分業型若しくは一貫型[両面型]です。

一貫型転職エージェントは1人1人の転職コンサルタントの能力・資質に頼むところが大きいので、粒ぞろいの転職コンサルタントが揃わないとなかなか実現しません。

大きくなるにつれ分業化に進むのは自然の流れ

規模に頼む大手は、効率化を求め必然的に分業型となります。一方、熟練転職コンサルタントが独立して創ったような転職エージェントでは、一貫型を採れますが、規模が大きくなるとどうしても分業型にならざるを得なくなります。規模が大きくなると転職支援の質を担保できないからです。

転職支援の質なら両面型

転職の質に拘れば、一貫型。謂わば職人仕事の転職支援は一貫型でなければ難しいといえます。

プロフェッショナルを自認する転職コンサルタント集団。

業界第三位と云う大手転職エージェントでありながら、転職支援の質に拘り、独自の組織作りなどで実現した両面型転職エージェントであるJACリクルートメント。

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