転職エージェント選びで口コミ情報は無用

口コミ情報は当てにするな

転職活動を開始したら、まず転職サイトと転職エージェントに登録しようと考えるでしょう。

その時、どの転職サイトとどの転職エージェントに登録すれば良いかが問題となるのではないでしょうか。

現代のようなネット社会ですと、事前に知識が無ければ、まずはウェブ検索となるでしょう。

検索して見てみれば、そこかしこ散在する口コミ情報。どこの転職エージェントの評判が良いの悪いのと書き散らしているのを目にするでしょう。

口コミ情報通りにはならない

量は豊富ですが、実のところ、口コミ情報を読んで回るのは大きな時間の無駄遣いです。

転職エージェントの選び方で、重要なポイントの一つは、口コミ情報とランキングは当てにしないということです。

転職エージェントランキングについては、¶ ランキングの根拠は薄弱だから意味は無い を参照してください。

https://tenshoku.surikogi.net/how_to_choose/

口コミ情報では、様々さまざまな良いこと、悪いことが書いてあるでしょう。読み続ければ、

たくさん良いことが書いてあるし、この転職エージェントが良いかな?

と思ったり、思い込んでしまうのではないでしょうか。

ところが、てしてウェブサイトに書いてある通りの印象を受けないことが多い・・・というよりも、まったく当てにならないのです。

それは何故なぜか・・・

口コミ情報提供者とあなたは違う人

理由は、ハッキリしています。

口コミ情報提供者とあなたは違う人だからです。

職務経歴キャリア(業界経験、経験職種、経験職位)、学歴、年齢、スキル、資格といった要素スペックの異なる人が2人いるとします。転職エージェントにとって、2人は同じ存在ではありません。

異なった2人を同じに扱うでしょうか?

喩えていえば、あなたが魚屋だとして、取引先に個人の経営する小さな飲食店があり、ひとつは寿司屋さん、もうひとつは洋食屋さんだとしましょう。寿司屋さんと洋食屋さんを同じに感じるでしょうか。寿司屋さんは毎日、一定量の魚を仕入れてくれます。それに対し、この小さな洋食屋さんでは、ムニエルやフライに使う魚介類を時折ごく少量仕入れてくれるだけです。

建前としては、客商売では両者を同じように扱い、良い応対が出来るのが理想かもしれませんが、寿司屋さんの方をより好ましく感じ、手心てごころを加えたくなるものではないでしょうか。洋食屋さんなら聞いてあげられない多少の無理を、寿司屋さんになら聞いて上げられることは想像できないでしょうか。

なまじ良い思いをした人の口コミを読んで期待を高めるくらいならば、予備情報を持たずに始める方が賢明です。変な期待感も思い込みも無く出かけた方が、面談にも冷静にのぞむことができます。

先ずはあなたが歓迎される転職エージェントに登録

転職エージェントでも同様です。転職希望者が、或る転職エージェントに登録したとして、保有している求人案件の多くが対象となる転職希望者をより好ましく感じるのではないでしょうか。一方で、紹介できる求人案件をほとんど保有していない転職希望者とは疎遠そえんになってしまうとは想像できませんか。

あなたが仮にその転職エージェントに所属している転職コンサルタントだったらどうですか?

まずは大手や準大手の転職エージェントに登録とお勧めする理由もここにあります。(¶ 大手転職エージェント準大手転職エージェント

保有している求人情報(求人案件)の層が厚いからです。つまり、あなたが歓迎される、より好ましく受け入れられる可能性が高いのです。

転職エージェントの選び方のポイントに、口コミ情報に惑わされてはいけないとした説明は更に続きます。

口コミと同じ転職コンサルタントが担当しても・・・

今度は、転職コンサルタントです。担当してくれる転職コンサルタントにも、得手不得手えてふえてがあるはずです。得意な業界・業種、得意な職種・職位の転職希望者の対応を好ましく思うのが人情です。

転職コンサルタントもあなたと同じ「人の子」

仮に大きな転職エージェントで、業種、業界ごとに担当転職コンサルタントが分かれていたとします。その場合でも、年代や職種での得意不得意や好みが出てくるでしょう。

勿論、転職コンサルタントは、転職支援の専門家プロフェッショナルなので、あからさまにそれを表に出すことは無いでしょう。でも、得意でない分野の話を聞いたり、質問されたりするより、得意分野で仕事をしたいはずです。

考えてみれば、ごくごく当たり前のことですね。聖人君子せいじんくんしでもなければ、全員と完全にフラットなお付き合いすることは難しいのです。

これで多少なりとも対応にバラツキが生まれるのは解りますね。

更に本質的な問題があります。

紹介される求人案件にも影響

転職コンサルタントの求人案件に関する業種、職種といった諸々の要素に対する得意不得意により、あなたの職務経歴やスキルに対する理解度も変わってきます。

職務経歴やスキルに対する理解度が変わるということは、求職者である「あなた像」が大なり小なりずれるということです。すると大きな弊害が出ます。

求職者である「あなた像」が正しくないわけですから、本来、あなたに相応しいピッタリと考えられる求人案件が的確に紹介されないばかりか、あなたに相応ふさわしくない求人情報が紹介される恐れがあります。

大きくずれることは少ないでしょうけれども、求人情報を拾い上げるピックアップする際に、漏れてしまう求人情報が多くなります。

ですから、或る人にとって、良い転職コンサルタントであったとしても、あなたにとって良いとは限りません。

別の転職コンサルタントが担当

ここまでの説明は、仮に同じ転職コンサルタントに当たった場合を想定して話していますが、口コミ情報が集まるような大きな転職エージェントでは、転職コンサルタントの数も多いので、別の転職コンサルタントに当たることがほとんどでしょう。

転職エージェントに所属する転職コンサルタントも、建て前的には同一水準で同一サポートが提供できれば良いのでしょうけれども、金太郎飴のように、どこも同じ顔というわけには行きません。

口コミ情報通りにはならない

転職エージェントの選び方という観点からすれば、転職エージェントに対する口コミ評価は、担当した転職コンサルタントへの評価ですから、口コミ情報はあなたにとっては当たらないということになります。誰にとっても当たらないのですが。

口コミ情報の役割

転職エージェントの選び方という観点で役に立たないとすれば、口コミ情報は何の役に立つのでしょうか。

転活における転職エージェント活用の優位性を認識

転職活動(転活)で、転職エージェントを利用することが、如何に転職を有利にするかをしっかりと認識するのには役立つかもしれません。転職コンサルタントのお世話になって、転職に成功した人の話は、転職エージェントの有用性を裏付ける言葉になります。

ただ既に転職エージェントの有用性が分かっているならば、読む必要は無いと言えるでしょう。少なくとも転職エージェント選びなら公式ウェブサイトを見るのが一番です。

縁を大切にする

先ずは、あなたに相応しい転職コンサルタントに出会うために、転職エージェントに登録し、実際に会うこと(面談)から始めましょう。まずは、大手若しくは準大手の大きな転職エージェントへの登録から始めてください。

中小規模の転職エージェントからのアプローチも大切にしてください。スカウトメールなどをもらったら積極的に応募していくことです。縁はどこにあるか分かりませんから。

習うより慣れよ

実践第一です。

100のウェブ情報よりも1つの面談の精神で、転職エージェントとの良縁探しに励んでください。